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その他 マナー講座

面接対策で重要なこと(1)

皆さん、こんにちは!桜H.Cの上田でございます。
雨の後の蒸し暑さに耐えながら、今日は家の掃除からスタートです😅

さて、先日、上田がビジネスマナー講師としてお手伝いしている就労移行支援事業所アクロステクニカルカレッジで、面接を控えている利用者さんの、3回目の模擬面接を行いました。

就労移行支援事業所ですので、障がいをお持ちの方の就労をサポートするのですが、質問内容は違えど、一般面接と注意点は変わりません。

一番大事なことは、「明るく前向きな印象を残す」ということです。
もちろん話す内容も重要ですが、何よりも印象の5原則を見直していただくとよいでしょう。
今回も想定質問に対しての回答を考えていただき、言葉で伝えることができるように練習していただきました。
しかし、緊張していて、覚えたはずの話す内容が出てこないということも、あります。
そんな時でも、印象の5原則で好印象を持っていただけたらカバーできる可能性があるのです。

印象の5原則、覚えていらっしゃるでしょうか。

  • 表情
  • 身だしなみ
  • 挨拶
  • 立ち居振る舞い
  • 言葉遣い、話し方

です。
簡単に5原則について、面接時のポイントを見ていきましょう。

【表情】
特に、第一印象と去り際で相手の心に良い印象を残すことが大切です。面接中も口角を上げて、話しかけやすい表情を意識しましょう。

【身だしなみ】
第三者から見て、整っていると感じていただくことが大切です。清潔感・機能性・調和を意識し、どんな価値観の人が見ても違和感を感じないように整えましょう。

【挨拶】
挨拶はコミュニケーションの第一歩です。挨拶の仕方ひとつで、あなたと話しやすいか、協調性があるか、誠実かなどを図られます。
アイコンタクトと表情、声の印象など、気持ちが良いと感じていただける挨拶ができるようにしましょう。

【立ち居振る舞い】
例えば、ドアの開け方、椅子への座り方、聞く態度、お辞儀の仕方など、無意識に行ってしまいがちな所作に注意しましょう。
丁寧さや仕事に対する姿勢なども、見られていますよ。

【言葉遣い、話し方】
内容ももちろん重要ですが、正しい言葉遣いができているかや、不快感を与えない音声表現などが大切です。
もし採用されたら、取引先企業やお客様とのやりとりに企業の代表として接します。そのため、非常に重要視される点です。

いかがでしょうか。
そして採用担当者、ようは面接官の立場になって考えてみましょう。

例えば6名の面接をするとします。採用するのは、1名です。
その1名が自分の部下になるとしたら・・・
6名から1名を選び出すには、あなただったらは何を基準に選びますか?
どんなことが気になるでしょうか?

このように想像力を働かせて準備すると良いですね(^_-)-☆

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桜H.Cは日本サービスマナー協会主宰の接客サービスマナー検定取得講座の認定校です。1日で学習も含め、資格取得が可能な大変人気の講座を定期的に行っております。
また、企業様への出張研修やマンツーマンでの講座も承っております。社員研修やあなたの知りたいこと、身につけたいスキルがありましたら、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。→ 桜H.Cホームページ

NPO法人日本サービスマナー協会では、各種公開講座やマナー講師認定講座(パート2)、ZOOMで講座を行う講師のためのセミナー運営講座などを担当しております。



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メール作成で悩むポイント(RE:)

皆さん、こんにちは❣桜H.Cの上田でございます(^^♪
今週の関西はずっと曇りや雨の予報💦台風も来ているようですね。
蒸し暑い日が続きますが、熱中症対策をしっかりとして、また今日から1週間頑張りましょう( ̄︶ ̄)↗ 

さて、先日、NPO法人日本サービスマナー協会のオンライン公開講座のメール・ビジネス文書講座を担当いたしました。
ビジネスにおいてメールは、通信手段やコミュニケーション手段として必須のツールです。やはり、いつも多くのご質問をいただきます😀💭

その中でも一番多いご質問が、「RE:」についてです。

  1. そもそも「RE:」で引用返信をしてよいのか
  2. どこまで「RE:」で返信し続けたら良いのか
  3. 「RE:」で件名の変更をしてよいのか

確かに、悩むところですね🤔
では、一つずつ見ていきましょう。

1.そもそも「RE:」で引用返信をしてよいのか
はい、問題ございません。何についての返信なのか分かりやすくなります。
先方から届いたメールに関しては、引用返信した方がよいでしょう。
その際、件名につく「RE:」は消さずに送信しましょう。相手が自分の送ったメールに対して返信がきたとのことがわかりやすくなります。

2.どこまで「RE:」で返信し続けたら良いのか
何度もやりとりが続くと、「RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:○○○の件」のように、「RE:」が増え件名の内容が一目で読みにくい状態になってしまいます。
このような時は「RE:」を一つだけ残して、他のRE:を削除するとよいでしょう。
目安としては3回以上続くと、適宜削除します。

ただし、内容が変わった際は件名を新しくして送信するようにしましょう。
途中で内容が変わっているのに、そのまま互いに引用返信し続けている方も多くいらっしゃいます。
そうなると、引用返信の利点が生かされず、双方、後から内容を追うことが大変になってしまいます。

3.「RE:」で件名の変更をしてよいのか
基本的には変更しないというのが、マナーです。それは、変更してしまうと相手の方が、後から内容を追うことが難しくなるからです。
ただし、お詫びや御礼など、そのメールの内容に対して、相手に思いを伝えたいときもありますよね。
そんな時、単に引用返信するよりも、
「【お詫び】RE:○○○〇の件」
のように、内容を変えず、その前に端的に付け足すなどしていただくと、相手の心に響きやすいでしょう。

※ちなみに、「RE:」は、Reply(返事)ではなく、「~に関して」という意味です。

いかがでしょうか?
何となく、これで良いかなと思って返信している方も多いのではないでしょうか?
マナーは相手に負担をかけさせない、相手が次の行動に移しやすいように配慮した行動のことです。
ですので、絶対にこうしなければならないという決まりはございません。
しかし、お互いにビジネスをスムーズに進めるためには、基準を知っておく必要はあるでしょう😀

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医療・介護職向け接遇講座(1)

皆様、こんにちは💗
桜H.Cの上田です。

早くも梅雨が明け、本格的な夏です💦と言っても、すでに真夏日で毎日フラフラですね”(-“”-)”
上田が時々お手伝いをしている、就労移行支援所アクロステクニカルカレッジでも先日、熱中症対策について勉強しました。
熱中症対策をしっかりと行って、暑さに負けず明るく過ごしていきましょう~🎵

さて、6月27日にNPO法人日本サービスマナー協会主宰の公開講座医療・介護職向けの接遇講座を担当いたしました。
コロナ感染症蔓延やこの暑さで医療機関、福祉施設は本当に大変かと思います。
そんな中でも、接遇を学びにお越しくださった皆様には、心より感謝いたします。

医療・介護職向け接遇講座を「医療接遇」とも言います。
今は情報化社会になり、医療機関、福祉施設も選ばれる時代になりました。
その中で生き残っていくために、必要なスキルではないでしょうか❔

上田は元々、割烹居酒屋の女将という職種でした。その際に、ある医療機関の先生から、「病院に接遇を取り入れたいから研修をしてくれ」と頼まれたことがありました。
そこで研修前に事前チェックに伺うと、とにかくバタバタと忙しく、余裕などない様子でした。その時に看護師の方が、「こんなに忙しいので接遇なんてやってられないんです」とおっしゃったことが、今でも心に残っています。

しばらく拝見してたのですが、改めて感じました。
・・・これ接遇を身につけるともっと業務がスムーズにいくのに・・・(上田の心の声です)
もちろん、飲食店やホテルなどの接遇とは違います。
しかし、「医療接遇」は働いている職員の方にとっても、仕事をスムーズに進めるために必要なんだ、ということを知っていただきたいと思うのです。

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